肉食べたい。

思ったことを雑多につぶやく日記。

同じ星が今見えるなら、僕らはただそれだけでいい

気持ちの整理として置いておきます。

今回の手越くんの件、誰が悪い/悪くないというわけではなく、みんなちょっとずつ「足りてない」というように解釈してます。

渦中の手越くんは、その外出がどんな理由であれ、「今」行くべきではなかった。それは、全世界的に感染症が広がっていて、日本でも16000人以上が感染、800人以上の方が亡くなられているという事実のもと、外出自粛要請という支離滅裂な日本語ではあるけれど、「人の命を守る」ために、強権ではなく善意で国民を動かすという他国に類を見ない政策が敷かれた中、ジャニーズ事務所という1つの企業が、その「善意」を促すために全社をあげてステイホームを呼びかけていた中で、その組織に属する人間が組織の意向に反する動きを見せた、そこに人命というものがかかっているのであれば尚更、何らかの処罰があって然るべきで、活動休止は致し方ないと思います。処分の重さはさておき、どんな企業でもそれはするかと。
かといって、果たして手越くんだけが悪かったのかと思うと、そうとも言えない部分もあるし。基本的に週刊誌の無記名の記事は全く信じないし、本当はこうだったらしいという類のものも、その謎情報源を信じるわけにもいかない。間違いなく、あくまで自粛要請(トンチキ日本語)だから別に外に飲みに行くこともごはんを食べに行くことも遊びに行くことも、犯罪ではないです。この期間に湘南に遊びに行ってる人もたくさんいましたし、主な感染源は繁華街と言われてましたから、そこにも人はたくさん居たんでしょう。誰もそれに対して厳しく言う権利はない。ただ、社会の「影響を及ぼす側」として、自らの影響力を自覚し、「繁華街に行かない/オンライン飲み会にする/(直接じゃないと話が漏れるというならば)飲み屋ではなく会議室や事務所を間借りする」など、他のやり方を選択できる人であってほしかった、それだけです。自覚の問題だから、メンバーが何を言っても聞き入れられないというのも頷けます。価値観の問題だから。
活動休止にあたって、手越くんがどうなるのかわかりませんが、私は手越くんにとって、「手越祐也がどれだけの人を幸せにし、どれだけの人があなたを愛し、どれだけの人があなたに注目しているか、どれだけの人があなたの行動を意識しているか」ということを気づいてもらう期間になったらいいなって思ってます。それに気づけたら彼はもう無敵じゃない?守るものが明確になったら、今放っている輝きの比じゃないくらい、美しく強くなるよ。それを今はただ待ってるよ。
自粛できなかったから活動休止、というのは一見厳しすぎるように見えるけど、私は、解雇ではなく事務所がようやく手越くんに向き合い始めたんじゃないかと思ってます。全部今まで隠そうとしてきたことを、「あなたの考えを聞かせて?私たちはこういう立場だよ」って対話をもって理解しようとしてくれている。ようやく!!遅いよ(笑)!!
これまで、徹底的に守るか切り捨てるかの2択だったジャニーズが、対話し理解し、教育していくって言ってるの、私はめちゃくちゃ感心しました。何様だよって思うけど(笑)、タレントを商品じゃなくて一人の人間として見始めたような気がしています。がんばって!
ついでにいうと、この処分によって、「あまりにも処分が重すぎるんじゃないか!」っていう声が上がるほど、復帰させやすくなる上に、ここで考え方を変えられれば今までの週刊誌遍歴もチャラになる(手越くんかわったね!よくなったね!っていう声が強くなるから)という、いいチャンスなんだと思います。ピンチこそチャンスだからね!

その破天荒さも同調圧力に負けない心も、閉塞した日本社会のどこかでみんながほしいと思っているからこそ妬まれこれだけの騒ぎになってる。みんなの憧れの具現が手越くんなんじゃないかな。妬んだ人が容赦なく言葉で刺してくるけれど、少しでもそれが届かないように、あたたかい言葉で彼を包み込めるように、声をあげることが、今わたしにできる唯一のことかもしれないな。